明石高専 竪穴住居復元プロジェクト 活動ブログ

兵庫県播磨町の大中遺跡で、兵庫県立考古博物館と協力して竪穴住居を復元している様子を、明石高専の学生目線で更新していくブログです。

竪穴住居復元プロジェクト 11月14日 活動記録 



皆さんこんにちは、学生リーダーです。

先日の11月14日に活動を行いました。今回、明石高専からは5人の学生が参加しました。


今回作業したのは2016年に完成した5号住居と呼ばれる住居。屋根が腐ってしまい空が見える状態だったので茅を足して修復します。

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5号住居を見つめる博物館の職員さん。

 

今回は外側での作業を、今まで内側の作業をメインでやっていた3年生に任せてみました。外側は少し複雑な結びを必要としますが、すぐに覚えて片面の修復を一気にしてくれました。

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黙々と作業を進める3年生。今後の活躍に期待です。

 

午後からは学生が2人帰ったので少数精鋭での作業でしたが、屋根の上部のだいたいを葺くことができました。次回は残りを葺いて杉板を乗せて完成まで持っていきたいですね。

 

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活動終了時の5号住居。次回こそ修復完了を目指したいです。

 

次回の活動は11月22日(日)です。午前中は土器を用いてのご飯炊きが体験できるそうです。

一般の方も参加歓迎しております。興味があれば是非大中遺跡までお越しください。